友へ チング

今回は『友へ チング』を見たよ。


出演
ユ・オソン、チャン・ドンゴン

内容
釜山を舞台に幼馴染み四人の成長過程での悲劇を描く。


感想
初めてユ・オソン演じるジュンソクを見た時は「ぶっさいくだなぁ。」でした。
が、なんでか話が進むにつれて「あれ?なんかイケテるかも?!」と感じてくる魅力的な映画です。
始まりは幼少期からで仲がよかった四人で地元のヤクザの息子ジュンソク、葬儀屋の息子ドンス、優等生のサンテク、お調子者のジュンホの紹介から。
エッチなビデオを見たり、タイヤを浮き輪がわりに四人で海ガメの話をしたり、それはそれは貴重な時期を過ごした四人だったが、何故か中学は別々になったのに高校で再会した四人。
(学力とか地域で中学が変わるのかな、でもそうだと高校で再会するのは無理があるし日本とは違った事情があるのでしょうか?)
高校生になってもなんだかんだ仲良く過ごしていたのにジュンソクがサンテク寄りになったことでドンスに黒い感情が芽生えます。ちょっとしたひづめが段々大きくなってそうこうしてるうちに将来どーする?ってなってひづめ修復されぬまま大人になるんだけどそこからの展開はもう、ドンスを誰か止めてぇ!っー展開で、え、え、まじ?止めて止めてぇ!!!と、叫んだあとには悲しい運命が待ち受けておりましたとさ。
最後はまた幼少期のタイヤ浮き輪シーンが流れて題名を深々と考えるようになる、奥深い作品でした。
っーかチャンドンゴンかっこいーから!

桐島部活やめるってよ

今回は『桐島部活やめるってよ』を見たよ。
著者
朝井リョウ

出演
神木隆之介橋本愛

内容
学校中のスター桐島の退部のニュースが金曜日学校中に駆け巡る。彼女さえもが知らず、親友さえもが知らず、そして所属のバレー部の誰もが知らなかった。この事実が学校内で上に位置する者、下に位置する者のありとあらゆる関係に変化が。

感想
まず思うのが桐島って誰なんだよ!って事。んで、学校中のスターの割には彼女とか親友とかになにも相談しない、伝えない、あっさり裏切る桐島ってなんなの状態ですわ。
この映画同じシーンが色々なキャラ目線で何回も出てくるんだけど、視点が変わると考えてる事が丸わかりっーか、青い青春が見え隠れするつーか。
例えば宏樹と沙菜がキスするシーン、宏樹はなんでキスしてほしいかわからないけど彼女の頼みだからキスする。沙菜はキスしてもらい何処か満足して立ち去る。っー宏樹目線でのシーンがある。かたや沢島亜矢目線では宏樹に好意を寄せているのに彼女とのキスを見せつけられ失意に陥る。
沙菜がわざとみせつけたんだよ、たぶん。悪い女だねぇ。まだ高校生なのに。
こんな感じで各キャラ目線でシーンを何回も見せる事で各々の心理がわかるように設定されていてあっという間に終わるんだけどはて、で、結局この映画は桐島部活やめるってよのみ伝えたかったのか、桐島に依存していた各キャラ達の自立なのか、果たしてもっと違う何か別の意図があるのか最後まで見たけど伝えたいことはわからなかったとさ。

余談
小泉風助演じる太賀さん、なんかこいキャラだなぁ~って思ってたらなんと中野英雄さんの息子さんとの事。この作品ではいいスパイスになってたよね。宮部実果が好意をよせているが、当の本人は部活に夢中で周りが見えないリベロ
野崎沙菜演じる松岡茉優さん、最近よくお見かけしますよね、なんかでも似てるけどイメージ違うから違う人なのかなって思いながら観てました。

トワイライト~初恋~

今回鑑賞したのが『トワイライト 初恋』です。 

原作 ステファニーメイヤー  

出演 クリスティンスチュアート・ロバートパティソン

内容 

雨と霧の町フォークスに引っ越してきた内気な高校生ベラと、美しく妖艶なエドワードの恋の物語。

 

 

 

感想「ネタバレあり」

完全にこの二人のラブストーリーにハマりました!現実離れしたストーリーですが、ラブに関してはもう、初々しい。

二人の出会いのシーン、学校の食堂で初の顔合わせ。クラスメートの

「でも誰も彼女になれないの。」

発言の後エドワードの口元がニヤリとするんです。初めてこの映画を見た時は「?」でしたが今なら分かります、彼には聞こえていたのです!そら、にやけるわ。

 

授業では隣の席になるもののベラが部屋に入り扇風機の風がエドワードに届くとあからさまに「クセェ」といった仕草をします。

そこは思春期ベラ「あたし、くさい?」と言わんばかりに髪の毛を嗅ぎます。

これも今なら分かります、吸血鬼エドワード嗅覚が半端ねぇ。ベラの香りに自制心を失ないそうになったのでした。

対処方法が息を止めるって授業何分ですか?結局授業終了と共に速攻退室するエドワード。ベラからしたら最悪な印象しかないよ。

 

暫くぶりに授業で顔を会わせるとなにやら今度は親しくなりたげなエドワード。

困惑のベラ。学校でウワサのイケメンの彼が話しかけてくれているこの状態。いいなぁ、私にはそんな春はやって来なかったからな~

で、結局段々仲良くなったり、助けられたり、ベッドの端で寝てる姿見られたり、

彼が吸血鬼だってわかる。

吸血鬼エドワードに心ひかれ、そしてエドワードもベラに引き寄せられ付き合う事に。このシーンもニヤニヤだよ、あのエドワードの車から降りてエスコートされるベラ。もう学校中の視線が注がれるから。これが日本なら「エドワードはみんなのものよ!」って体育館裏に呼び出されたり、上履き隠されたりすっから。まぁ、こうして学校中公認のカップルが誕生したわけです。

 

付き合いだしたらまぁ、大変だっつーの。全員吸血鬼のエドワードの家族と会って野球して、放浪者の吸血鬼に追われて、死にそうになって、行きたくなかったダンスパーティープロムに行く事になってたから。

 

思い出したらキリがないくらいの初々しいラブの数々。ドキュンしたい人は見るべし!