パトリック 戦慄病棟

今回は『パトリック戦慄病棟』を観たよ。


紹介
1978年に公開されたカルトホラーのリメイクだそうで。
精神病棟に赴任になった看護師と昏睡状態の患者パトリックが周りの人間を壮大に巻き込んだ片思いを描く。


感想
題名が昏睡状態の患者パトリックだった件について。始まりから終わりまでパトリックが関わっていたよ、確かに。でも主人公は看護師キャシーな件。もうキャシーの戦慄病棟でよくないか?

旦那と離婚してこの戦慄病棟に赴任してきたキャシー。師長からは「見ざる聞かざる言わざるで、さもなくば解よ。」と
初日からの先制攻撃をあびる
同僚の看護師から戦慄病棟の紹介をしてもらうが患者は全員上半身裸のパンツ一丁の脳死患者ばかり。ツッコミいれてぇ~人権とか色々まずいでしょう?
で、パトリックの部屋に案内され、キャシー初対面。
目を見開いたまま昏睡って、、、っーか。
全患者の身体の向き治しとか下の世話とか点滴の管理とかするわけでしよ、看護師って。この時点までに出てきてる看護師じゃ、華奢すぎっから。

仕事していくうちに医師がパトリックになにやら人体実験をしている事に気が付く。実験内容をパソコンに打ち込んだりしてたしね、気がつきますよ。
そして濃厚に接触するうちに医師は認めないが意思表示している事に気が付く。
そしてサイキック能力があり、自分に好意を寄せていると知る。

そこら辺からサイキック能力全開です、あぁ、戦慄ってそっち系って漸くきがつくわけですが。
サイキック能力っーのが

  • パソコンに念じる事で文字を入力する。
  • 同様にパソコンで電話番号を調べる
  • キャシーの知り合いの医師が運転する車を崖から落とす
  • 師長を感電死させる
  • 医師に生の蛙を食べさせる
  • キャシーの同僚の看護師をエレベーターでぺしゃんこにする

等々、やってることがかなり幼稚。キャシーを手に入れるためにあの手この手で周りの邪魔な人間を排除するパトリックに立ち向かうキャシー。

パトリックっていつからサイキック能力があったんだろう?自分の母親を殺す時サイキック能力があったのかな?だって家電用品を風呂に入れようとするパトリックを必死で止めないか、普通?
キャーキャー騒いで結局感電死するから。

最後は四肢麻痺のパトリックが投身自殺して終わるんだけど、念がキャシーに襲いかかりそうな最後でした。