桐島部活やめるってよ

今回は『桐島部活やめるってよ』を見たよ。
著者
朝井リョウ

出演
神木隆之介橋本愛

内容
学校中のスター桐島の退部のニュースが金曜日学校中に駆け巡る。彼女さえもが知らず、親友さえもが知らず、そして所属のバレー部の誰もが知らなかった。この事実が学校内で上に位置する者、下に位置する者のありとあらゆる関係に変化が。

感想
まず思うのが桐島って誰なんだよ!って事。んで、学校中のスターの割には彼女とか親友とかになにも相談しない、伝えない、あっさり裏切る桐島ってなんなの状態ですわ。
この映画同じシーンが色々なキャラ目線で何回も出てくるんだけど、視点が変わると考えてる事が丸わかりっーか、青い青春が見え隠れするつーか。
例えば宏樹と沙菜がキスするシーン、宏樹はなんでキスしてほしいかわからないけど彼女の頼みだからキスする。沙菜はキスしてもらい何処か満足して立ち去る。っー宏樹目線でのシーンがある。かたや沢島亜矢目線では宏樹に好意を寄せているのに彼女とのキスを見せつけられ失意に陥る。
沙菜がわざとみせつけたんだよ、たぶん。悪い女だねぇ。まだ高校生なのに。
こんな感じで各キャラ目線でシーンを何回も見せる事で各々の心理がわかるように設定されていてあっという間に終わるんだけどはて、で、結局この映画は桐島部活やめるってよのみ伝えたかったのか、桐島に依存していた各キャラ達の自立なのか、果たしてもっと違う何か別の意図があるのか最後まで見たけど伝えたいことはわからなかったとさ。

余談
小泉風助演じる太賀さん、なんかこいキャラだなぁ~って思ってたらなんと中野英雄さんの息子さんとの事。この作品ではいいスパイスになってたよね。宮部実果が好意をよせているが、当の本人は部活に夢中で周りが見えないリベロ
野崎沙菜演じる松岡茉優さん、最近よくお見かけしますよね、なんかでも似てるけどイメージ違うから違う人なのかなって思いながら観てました。